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松江市がRuby製グループウエア「縁sys」のソースコードを公開

2014/06/03

松江市は、市職員が利用するために開発したグループウエア「縁sys」(えにしす)のソースコードを公開しました。開発フレームワークはRuby on Rails 3.2で、ライセンスはGPLv3。松江市のwebサイトからダウンロードできます。

縁sysは松江市がこれまで利用していたグループウエアを更新するために昨年度発注・開発され、3月31日から稼働しました。開発業務を受託したテクノプロジェクト (松江市) などが、アイ・ディ・エス (徳島県徳島市) が公開している自治体向けグループウエア「Joruri Gw」を元に開発しました。

松江市がソースコードを公開したのにあわせて、テクノプロジェクトは縁sysの特設ページを開設しました。現在は縁sysのソースコードとインストールマニュアルが掲載されています。テクノプロジェクトは今後、縁sysの導入サポートサービスとクラウドサービスを行うと発表しています。

山陰ITレーダー 担当ライターのコメント

今回松江市が公開したのはソースコード一式を圧縮したtaballのみです。ただ、多くのオープンソースプロジェクトではGitHubやBitBucketなどのwebサービスを利用してソースコードのリポジトリやバグトラッキングツールを公開し、第三者も開発に貢献できる状態になっているのが一般的です(例: 日立ソリューションズの「Open棟梁」)。

縁sysにおいても、バージョン1.0のtarballを公開して終わりとならずに今後も成長していくために、tarballだけではなくリポジトリなども公開されることが期待されます。

松江市が公開しているオープンソースソフトウエア

縁sys
市職員が利用するために開発したグループウエア。2014年公開。
松江空店舗・空床紹介システム
松江市内の空き店舗を検索できるシステム。システムの運用は終了しているが、ソースコードは引き続き公開されている。2008年公開。
松江市行政評価制度OAシステム
行政評価と結果の公表を行うために、入力作業やデータ集計を行うシステム。2008年公開。

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